きまぐれ街道まっしぐら

甘かったのでございます。ビビリの娘を見くびっていました。
そしてパパさん子のニャゴニャゴ大魔神、かりんの存在を忘れていました。

かりんが少し前からパパさんに「寝ようよ～」と鳴いていたのは
知っていました。
なのでパパさんが寝室へ向かえば大喜びですよ。やっと一緒に寝れる。
感極まってニャゴニャゴ大魔神が鳴きまくっていたら、娘も
「ぎゃーっ！！」

ええ、グッスリ寝ていたのに驚いて起きてしまったのですな。
こうなると一時間は格闘します。
何やっても泣く。寝たと思ってベッドに置くと泣く。
玩具を出しても絵本を読んでも「いないいないばあ」等であやしても泣く。
お手上げです。寝室がちょっとした戦場に変貌を遂げます。

しかも騒ぎの発端となったニャゴニャゴ大魔神はとっくに逃亡済。
代わりに娘の泣き声を聞いたてんまが慌てて来てフォロー！
すごいぞてんま君！！

普段は娘が触るとすぐ猫パンチ（爪は出しません）の癖に、
こういう時は毛を毟られても外耳炎の耳を掴まれても尻尾を引っ張られても我慢。結構痛いと思うよ、母は。
でも我慢。偉すぎるよてんま君(ﾉД`)

そうすると娘も次第に落ち着きを取り戻して「にゃあ」とか言い出す。
で、ようやく母にベッタリ貼り付く様にして再び就寝ですよ。まったく。

それが二日続きまして。パパさんに苦情を出しました。
「もっと早く寝に来い。」と。

そしてかりんも学習してパパさんが寝室へ撤収しても
一緒に来なくなりました。時間差で挑戦してみようという事ですな。
珍しくかりんちゃんが賢い！なんて感動したのですが、
昨晩はちゃちゃが来まして。かりん同様鳴きまくり。
そしててんまが走ってくる。

ええ、また寝室が戦場に変貌しましたとも。
寝たと思って置くと泣き叫ぶので、抱っこしたまま横になって寝ましたよ。
パパさんへ告ぐ。
「とっとと寝ろ。」