2006/10/13 15:09

娘と昼寝をしている時に見た夢なのですが、
内容が強烈過ぎて覚えていたくもない夢なのに、
しっかり記憶に残ってしまったので何かの縁だと思い、
ここに書いておこうと思った訳です。
残酷です。多分年令制限がかかります。Rなんとかみたいな。
食事中とか弱い人はご遠慮下さいと。オーライ?

そこはどこかの旅館で、私は今ある私ではなく、
小柄で髪が長くて引率の先生の様な立場の人間でした。

生徒・・・というか子供が(小学生で3、4年生位ですか)
男女5~6人いて、その旅館に泊まる予定だったのですかね。

で場面は切り替わって広いプールで遊んでいるのです。全員で。
何故かそのプールと同じ敷地内に強化ガラスか何か、
透明な囲いで周囲を固められた中に白熊がいて。
旅館の人の話では生まれた時から人工飼育で大人しい性格なんだとか。
白熊君のプールも結構広かった。

暫くはみんなで水遊びをしていたのですが、
白熊君が人間用プールに乱入。
私達は驚いて水から上がって、遠巻きに白熊君の様子を見ていたのです。

なんで白熊君が専用プールから脱出出来たのかはわからないのですが、
白熊君は悠々と自分のプールと人間用プールを行き来していたのです。

害が無さそうなので子供達は再び遊びだし、
私は白熊の様子を見ていたのですが、何かの拍子に白熊君が怒った。
どうも私(先生)が怒らせたような感じがあったのです。夢の中では。

不味いと思って慌てて旅館の人を呼びに走ったのですが、
何人か連れて戻って来たら子供達4人がプールから出て
タオルで体を拭いていたのです。何も知らない様子で。
「他の二人は?」
と聞いたら、まだ中で遊んでいるという答え。





急いで中に入ったら無音の世界でしたよ。
本当に無音だったのか、夢の中の私の耳が音を感知できなかったのかは
わかりませんが、
白熊のプールに落ちた女の子が一人、白熊に食べられていました。
口元と胸と。歯や骨が何本か見えて。
食いちぎられた肉がふやけて白っぽく見えたです。
彼女の虚ろに開いた目と自分の目がピッタリと合って。
咄嗟に口を開いたのですが悲鳴が出たのかどうかはわからなかったです。
何の音も聞こえなかった。

無音の中、旅館の人が子供達を避難させて別の人が応援を呼びに行って。
私はただその場に凍っていたです。

白熊はもう一人の女の子がいる人間用プールに向かって
私は多分逃げろとか叫んだんだと思います。
女の子も白熊に気付いて逃げようとするのだけれど、
慌てたせいか溺れかけて水中に沈んでしまう。
その背後に影が迫って・・・という所で目が覚めました。
きっと悲鳴を上げていたはずの私と子供。
プールに響いていただろう白熊の咆哮。
何も聞こえなかったけれど逆にそれが怖かったです。

起きた途端ものごっつブルー。物凄く憂鬱という意味ですが。
さらに憂鬱だったのが、先に食われた子の名前を覚えていた所。
「ナバラ ケイコ」ちゃんでした。愛称は「なびー」

私が起きたのとほぼ同時に娘も起きたのですが、
ごきげんでニコニコ笑っているのを見ても気分はブルー。
可愛いのですがね。

死んだ子と目が合ってしまったというのが一番ショックだったです。
元々ホラーでドアの隙間から覗いているとか窓から覗いているとか
こっそり見られる類いは嫌いなのです。
バッチリ目が合うのも嫌なんだなあ・・・。目が嫌いなのですね。自分。

コメント

_ じゅんきち ― 2006/10/13 17:26

うーむ、それはブルーになりますよね。
名前まで覚えてるなんてスゴイかもです。
パラレルワールドちっくなお話ですが、とても気になるので手を合わせてしまいました。
夢の中であっても、どうかお楽になってくださいませ m(_ _)m 合掌

_ 嵐田風花 ― 2006/10/13 17:40

んー。
この文章読んだ時に、新井素子サンの小説がうかんだです。
サイコホラーってやつ?(あるんか、そんな分野)
随分リアルに見ちゃいましたねぇ。私はホラーチックな夢を見ても、
大体目覚めて5分後にゃ忘れてます(汗)
脳みそが『やばやばやばやば』と勝手に消去してるのかどうかは謎です。

_ 夏冬 ― 2006/10/13 20:35

じゅんきちさん>
子供の名前をハッキリ覚えていたのが一番怖かったです。
他の子の名前は全くわからないのに不思議なもんです。
元々白熊さんは好きなのですが、流石にこの夢を見たら暫く実物を見たくは無いですね。南無南無・・・。

風花さん>
サイコホラーですか。確かにそんな感じかもです。
子供の頃から繰り返し見る嫌な夢だと、自分でも夢と判っているので
強制的に起きて怖いシーンを見ない様にするのですが、
今回の白熊は初めて見た夢だったので、最後まで見て尚且つトラウマちっくな結果に・・・何故こんなリアルな夢を~( ´Д⊂ヽ

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