きまぐれ街道まっしぐら

おチビが生後二ヵ月頃に家族の一員として認めてくれた
長老てんま君。
それからというもの、おチビが泣けば大人を呼びに来てくれたり、
ある程度育つまで毛を掴まれても毟られても一切反撃することなく、
ただ淡々とおチビを見守って
その様子はまるでじいやの様。貫禄もあるしな。
おチビの側にはてんま。
春夏家ではそれがもうすっかり当たり前の光景。

猫と子供だけれどお互い色々通じ合う事はある様で、
おチビもてんま君だけは別格扱いです。
ま、そもそも大人が別格扱いしてるしな。

そんなじいや、お風呂上りのおチビの側になんとなく寄り添っていたら
貯金箱の蓋に乗せられた小銭を突きつけられ、
「はい、てんまくんたべて。おいしーよ？」
と突きつけられ困惑顔。何も言わないけれど明らかに
「わしにどないせぇっちゅーんじゃ(-公- )」
って顔してる(ーー;)
レストランへっぽこの開店ですな。ガンバレてんま。

おチビの「食べて。」というゴリ押しの再三の要求に答えて、
一応匂いだけ嗅いでみたが、そのポーズを食べたと解釈したおチビ。
今度は
「おいし？おいし？あい、もっとたべて。たーべーてー。」
更に続く小銭攻撃。仕方ないから再び匂いを嗅いでみる。
結局てんま君がおチビの腕を手でそっと押さえオーダーストップ。
そして矛先はその隙にパソコンで遊ぼうと思っていた私へ。
「おかしゃん、てんまくんおいしって。たべて。」
ほほう、てんま君の食べ残しですか。母＜てんまくんって事か？

その後同じような事を繰り返し、お風呂から出たパパさんに見つかり、
「あっ！なんでお風呂入ったばっかりなのに
　お金触ってるの(((（ ;ﾟДﾟ)))　！？」
と叱られレストランへっぽこは敢え無く閉店。
またのご来店をお待ちしています。
・・・てんまくんお疲れ様でした。